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第4部 - 第7章 形成、印象、歯冠概形後編
編成の都合上、ここからの、形成、印象、外形のシリーズは、第4部 ( 第7章 ) ですが、左下のナンバーの親番号は8で始まっております。
縮重合型の時代を含めると、シリコン印象は 40年以上も使ってきた。CAD/CAM の時代に入ると、形成も歯肉圧排も、より厳格さが要求される。光学情報の届きにくいアンダーカット部分の ” 影の知覚 “ は CAD の得意技ではないことに注意したい。
ジルコニアフレームの CAD 印象は、可能なら一回の印象で済ませたいが、右図の様に二歯が近接すると、歯間乳頭は圧排糸により、変形しやすい。シリコン印象では、2回に分けられる。CAD は、三次元的な位置ズレの確認は困難である。
歯肉組織との調和は、マージンの適合性だけではなく、歯肉縁直下の外形、歯列全体の流れ、清掃性などとの整合性が必要で、これは炎症のコントロールの分野である。咬合面のあり方のチカラのコントロールと二頭立ての馬車の役目を果たしている。