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第1部 - 第3章イントロその3中編


くれなゐ塾「第3章 イントロ その3」の内容です。審美歯科への導入、という項目からスタートしますが、旧来の充填から始まり、いくつかの長期観察を提示致します。少しずつ、臨床例が登場してきます。症例は、項目によっては、何回か、違った場面で再登場致します。



前歯のセラミック修復は、マージンの適合性、軟組織との調和、特に、歯間乳頭との整合性、色と形、およそあらゆる事柄に眼を向けながら、同時に、アンテリアーガイダンスという大きな動的要素の主役にも君臨する。




前歯の審美性を確保した上で、顎位と、咬合高径を適正に保ち、犬歯誘導というテーゼに従いながら、1/4世紀の間、ある範囲の平和を保てれば、もし、再介入が必要になっても、限定的な処置で事が終わるだろう。




いくつもの治療項目が複合するとき、その順序立てによっては、望んだ結果に至らないことが多い。抜歯、歯列矯正、修復治療などが入り混じったとき、目標からのトップダウンで、治療の順序立て、Sequential Treatment Planning を考える必要がある。


第3章 イントロ その3の目次と、キーワード
 
・審美歯科への導入
・診断への入口
・充填 ( AF と CR )
・Laminate Veneer
・Ceramic Crown
・Technical Parameter
・長期の観察
・鑞着の是非
・診断計画の順序立て
・意図的挺出
・戦略と戦術
・データとは何か
・Problem List
・生命とは何か
・生体とインプラント
・Peri-Implantitis

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