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くれなゐ塾「第5部 第8章」の内容です。
咬合面には必ず何かの現象が起きてくる。天然歯のエナメル質のクラック、メタルに生じる小さな咬耗、セラミック表面の損耗、それには必ず予兆がある。それを発見し、更なる拡大を予防できるかが臨床に問われている。
調節湾曲や、歯軸の方向、犬歯誘導の性格などにより、多少の違いがあるが、上顎最後臼歯の遠心舌側咬頭の内斜面に、初めの予兆が登場する。その時点での咬合調整により、グラインディングの緩和が図れるか否かが、機能運動の命運を握っている。
歯髄死の時点で破切ラインは発見できなかったが、わずか5週間で遠心根が破切。この強大なチカラに対抗するため、スリーピングを含め、インプラントでメタルの上部を作ったが、対合歯と共に、これからチカラとの戦いが繰り広げられる。